慧可断臂(えかだんぴ) 今まで自己を捨てる覚悟

雪ダルマ、ダルマさんがころんだ、ダルマ落としなど日本人にとって馴染みの深いダルマさん。

ダルマさんは達磨大師という実在した高僧に由来しています。

ダルマさんの弟子に腕を切って弟子入りした慧可がいます。

 

【慧可断臂(えかだんぴ)】

”慧可”は「禅宗の高僧の名前」、”断臂”は「腕を切り落とす」「肘を切り落とす」

 

慧可は腕を切ることによって、今までのとらわれた自己を絶って、弟子になる決意をしました。

 

ソクラテスは、常日頃、物事を知ったかぶりしたらもうそれ以上賢くなれないといっていた。

これを無知の知という。

無知の知に陥ってしまうと、人はもうそれ以上自分に問いを投げかけることはなくなってしまう。

それではもはや成長することも望めません。

 

自尊心が低いと傲慢になり、相手の考えを否定してしまい成長することが難しくなりますが、自分には知らないことがあると認めること。

今までの思い込みを手放すこと。

そうすることで成長できます。